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2024-04-06

Ua値だけでは快適な室温は実現できない。

こんにちは!設計の松本です。

 

4月になり桜が満開の気持ちの良い季節になってきました🌸

桜が好きなので花見に行きたいですが花粉症には大変な季節でもありますね

 

今回はUa値だけでは快適な室温は実現できない?

ということをお話できればと思います。

 

Ua値とは外気に触れる部分から外にどれだけ熱が逃げるかを表す数値で小さいほど良いです。

図で表すとこんな感じです。

 

正直これを見ても難しいですよね。

 

私も最初はわかる人にしっかり説明してもらって

理解できました。

 

なぜUa値というものがあるのか?

というものがあるのか気になって調べたことがあります。

 

それは冬の目標とする最低室温があるからです。

最低室温を重要視するの住む人の健康性に影響を及ぼすからです。

 

一般社団法人 HEAT[20 戸建住宅G1〜G3の住宅シナリオ・NEB参照

 

このような表があるのですが私たちが計画している住宅のUa値は

6地域のG2というところに該当するため下の表の

暖房時に概ね13℃を下回らない。というところになります。

 

最低室温13℃が基準と聞くと寒そうと感じますよね。。。

 

ただ、これはUa値だけでここまでの室温を実現するという認識です。

 

実際に私たちが設計しているお家は

パッシブデザインという設計手法をとっています。

 

実際に設計していく中での基準は

エアコンが無い部屋でも冬の最低室温は16℃以下が5%未満であることです。

  

 

LDKはエアコンがある部屋の為、暖房運転をしていれば室温は上がります。

 

トイレ、脱衣室、浴室の室温は服を脱いでいることがある場所の為、特に大切です。

 

それを確かめるために私たちはシミュレーションを実施しながら設計をしていきます。

 

健康に快適に暮らす

ということを考えたときにエアコンだけに頼らず、

自然の力もうまく活用しながら計画ができると

快適かつ省エネな家が実現できるのではないでしょうか?

 

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以上、岐阜市を中心に、高気密高断熱とパッシブデザインで、

注文住宅、新築一戸建てを手掛ける、

LIG STYLE COMPANY(リグスタイルカンパニー)の松本でした!

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