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2021-10-05

これからの電気料金対策

こんにちは!宮部です。

昨日、高校時代の同級生から「太陽光ってつけた方がいいの?」という質問が来ました。

友人は現在家づくりを計画している最中だそうで、住宅会社の方から太陽光を進められており、

メリットがあるのかどうか、よく分からず迷っている様子でした。

(遠方で直接お手伝いができないのは残念ですが…。)

 

最近、当社でも太陽光をご要望頂き、採用頂ける方が増えてきました。

現在着工しているお宅でも2件、現在計画中やこれから計画を立てる方でも既に数組太陽光のご要望をいただいております。

 

友人には「付けられるならつけた方が間違いなく得だよ!」と伝えました。

 

なぜか・・・。それは、年々電気料金が上がっているからです。

こちらのグラフは経済産業省/資源エネルギー庁がまとめたものです。

2010年~2018年の間の家庭向け電気料金の上昇率を示したグラフですが、

変平均で約2%づつ上昇しています。

もっと長いスパンで見ても、同じく2%上昇しています。

 

実際にオール電化というサービスが始まった当時の深夜電力は1Kwあたり10円以下。

年々上昇し、現在では16.30円。日中に至っては38.71円となっています。(中部電力の場合)

 

安い深夜電力が売りのオール電化ですが、日中は高いのがネックです。

太陽光は日中自宅で使用する電気を作り出すことができるので、

38.71円と高額な電気料金を払う必要がほぼなくなります。

(雨や曇りの日は別ですが…)

 

そして運用開始から10年間は売電も確かにありますが、

買う電気の方が高いので、日中自宅にいる時間が長いお宅ほどメリットが高くなります。

 

住まわれる方のライフスタイルによっても元が取れるまでの年月は異なりますが、

10年前と比べれば太陽光自体も金額が下がってきているので、導入しやすくなっています。

 

現在の日本の発電は、大半を火力発電で賄い、その他風力や水力、地熱発電などもありますがごくわずかです。

原子力発電が稼働していない現在、火力発電の元となる一次エネルギー(石油や石炭、天然ガスなど)は輸入に頼らざるを得ない状況です。

同じく輸入に頼っているガスも同様に値上がりしているので、

資源に乏しい日本にとっては、値上げは避けられません。

 

だからこそ、自家発電が生きてくるわけです。

 

もちろん初期投資費用はかかるので、皆さん太陽光乗せましょう!という事ではありません。

現在国が太陽光設置を義務化するかどうかの議論を行っていますが、

もしそうなれば太陽光の補助金も出るでしょうが、いつになるかは分かりません。

 

そもそもエネルギーを使いすぎることは決していいことではありません。

まず第一にエネルギーを使わない家である事を考え、

(その方がお財布にも優しいし、地球にも優しい♡)

それでも余力があれば、太陽光もぜひご検討してみてはいかがでしょうか。

 

岐阜市を中心に、高気密高断熱とパッシブデザインで、注文住宅、新築一戸建てを手掛ける、

LIGSTYLE COMPANY(リグスタイルカンパニー)の宮部でした!

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