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セトリング

2018-12-24

 

昨日は、年内最後の研修のため滋賀県多賀町へ。

 

数年前から、気密や断熱をはじめ、

素材や工法など、家を科学的に検証するための勉強会に参加し始め、

家づくりの概念や、信じ込まされてきた常識をブチ壊され続けてきました。

 

今年の研修納めは、その先生が自ら建築中の建物の視察と、

新たな断熱施工の方法を学ぶことになりました。

 

 

いろいろなお話が聞けた中で、

木造建築における「セトリング」という現象について、

良い写真が取れましたので、ご紹介します^^

 

セトリングというと、ログハウスなどでよくみられる現象ですが、

木材の乾燥による収縮や家の自重によって、

家、特に壁が下がってきてしまう現象のことです。

 

一般住宅において問題視されることはあまりないと思いますが、

部屋の入隅のクロスがヨレてしまったり、

吹抜けや階段の梁の当たりのクロスが割れてしまったり…

という現象は、このセトリングによることがほとんど。

 

上の写真を見るとよくわかりますが、

梁と束の下端をそろえて施工されたはず構造材が、

たった数か月で、写真のように4ミリほど差が出ています。

(梁よりも束のほうが長く見える)

 

これは、梁の乾燥による縮みが原因なんですが、

建築してから数年で、20ミリから25mmくらいは、

セトリングによる家全体の縮みが発生するといわれています。

 

これは、木造建築においては必ず発生する現象のため、

追随して、必ずと言っていいほどクロスのヨレや切れにつながります。

 

そのため、クロス下地になる

プラスターボードの施工方法が重要になるんですね^^

 

その他、構造用のパネル材などの施工方法も注意が必要。

 

 

あまり知られていない現象「セトリング」ですが、

詳しく知りたい方は、また機会があれば気軽に質問してください!

 

 

年末に難しい話となってしまいましたが、

明日は今年最後の棟上げです^^

 

良い年を迎えられるよう、しっかりと上棟を納めてこようと思います。

それでは、また!

 

 

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