NL 2018年12月号

毎月、お家づくりの豆知識やお役立ち情報を発信しています。現場のコト、コーディネイトのコト、家づくりの進め方など、これからお家づくりをされる方に、少しでもお役に立てれば幸いです。
DESIGN 「ペーパーホルダー」でトイレをオシャレに♪
トイレに欠かせないアイテムの「ペーパーホルダー」。イメージに合った製品を選ぶことで、トイレをお気に入りの空間にすることができます。その種類はさまざまあるので、チェックしておきたい選び方のポイントをご紹介します。
タイプ
ベーシックな1ロールタイプを始め、予備をストックできる2連タイプ、スマホや芳香剤を置ける棚付きなどが便利。壁がタイルなど特殊な仕上げの場合は、取り替えしやすい自立タイプも便利です。
素材
ナチュラルテイストには陶器製や木製、シャープでスタイリッシュにしたい場合はステンレス製や真鍮製がピッタリ。ご家族のお好みでセレクトしましょう♪
機能
カットする際にサッと切れるよう、紙切り板がかぶさるタイプがオススメ。ペーパーの残量が確認しやすいデザインかどうかも要チェックです。
トイレという限られた空間でオリジナリティを出すことのできるペーパーホルダー。お気に入りの一つを見つけましょう!(^^)!
STORY「お風呂上りにお義父さんが倒れた理由」
本格的に寒くなったこの季節、以前ニュースレターでお伝えしたことがありますが、大切なことなので今一度お伝えしようと思います。
それは、去年の2月ごろのことでした。
夕食を終えたとき、私の奥さんが静かに話し始めました。
「昨日、お父さんがいきなり倒れたんだって。お風呂上りに急に。スグに起き上ったみたいだし、病院に行っても異常はなかったらしいけど…」 心配そうな表情を浮かべる奥さんの顔が印象的でした。
当時68歳になるお義父さんは、毎日10キロのランニングを欠かさないスポーツマン。私たちの孫の世話も積極的に見てくれる姿は、まさに元気そのもの。そんなお義父さんが、一瞬とは言え、風呂上りに意識を失ったのです。
理由として考えられるのは、ただ一つ。「ヒートショック」です。聞かれたことがある方も多いかと思いますが、このヒートショックが起きる原因は、まさに「家の寒さ」です。
特に冬の寒い時期には、体を温めるために熱いお風呂に入ります。ポカポカに温まった体で、寒い脱衣場に出ると、急速に体が冷えはじめることで心臓に負担がかかり、最悪の場合は死に至ります。
実は、このヒートショックで亡くなる方は、交通事故で亡くなる方の約3倍もいます。その数、年間で17000人。私のお義父さんも、多聞に漏れず、このヒートショックにより倒れたのです。
「家族の命(健康)を守る」ということ
家族の命を守るというと、真っ先に頭に浮かぶのが「地震」をはじめとする自然災害の対策です。確かにこれは、当たり前に必要なのですが、生活空間における健康対策も、家づくりにはとても大切です。でも、残念ながら、ほとんどの人が気付いていないのが実情です。
実は、家の中の空気は、外気に比べとても汚れています。ホコリやダニの死骸をはじめ、CO2(二酸化炭素)やVOC(揮発性有機化合物)など、健康を害する目に見えないものが家の中にたまっているのです。
そんな家の中の空気を常に健全な状態にしておくためには、家を建てるときの換気システムの工夫や、気密工事が大切です。そして同時に、先述のヒートショックの予防のためには、断熱性能をはじめとする室内の温度管理がとても大切です。
ちょっと難しい話だと思われたり、違いが分かりづらかったりすると思うのですが、これから家を建てる人には絶対に知っておいてほしい内容です。
実際、これらの対策を取ることで、家自体の耐久性を高めることができたり、30年後も暖かいお家になったり、電気代が節約になったり…と、メリットもたくさんあります。
リグスタイルの家は「性能もデザインする家」。「百聞は一見に如かず」と言われるように、まずは一度、リグスタイルのお家を体感しにいらしてみてください。
家づくりの基準が、ガラッと変わることをお約束します。
COLUMN「1年で大きく変わる家づくりの資金」
今年も残すところ、あと約1ヶ月となりました。1年が経つのは本当に早いですね。
さて、来年に何が待ち構えている大きな政策、皆さんご存知ですよね?
そうです。来年10月より実施される「消費税の増税」です。
現在お家づくりを考えている皆さんの中には、「消費税の増税前に、少しでもコストを抑えて家を建てたい!」と思っている人が多いと思います。
一生の中で一番高額なお買い物。なかなか一歩が踏み出せない…という方も少なくないと思います。ただ、迷っている間に、何百万円も損をしてしまうかもしれないことをご存知でしょうか?
実際に消費税が上がる予定なのは2019年10月からですが、消費税8%の価格でお家を購入するためには、2019年3月末までには、住宅会社との工事請負契約を交わしておかなければならないことになるでしょう。
実際に消費税が2%上がると、同じ2000万円のお家を建てる時にも、40万円の差が出てきます。通常のお買い物の金額と桁が違いすぎて、「40万円くらいならやっぱり焦らなくてもいいか…」と思う方も中にはいるかもしれません。
ただ、もう一つ覚えておかないといけないことがあります。
それは「金利」です。
まだマイナス金利と言われておりますが、実際に少しずつ金利は上がっています。そして、毎月変動しています。月によって変動率は違いますし、銀行さんによっても異なります。
例えば、土地建物で3000万円を35年返済で住宅ローンを組む場合…
〇 金利が1.3%の場合
→ 返済総額37,356,480円 (88,944円/月)
〇 金利が1.5%の場合
→ 返済総額38,579,100円 (91,855円/月)
金利がたった0.2%上がるだけで、総返済総額が約120万円も変わります。
消費税が上がった分の40万円をプラスすると、当初購入した金額が同じだったと考えても、皆さんがお支払いする総額は、約160万円近くも増えることになってしまいます。
総支払額で160万円も違えば、もっと良い土地が購入できたかもしれませんし、お家の仕様をグレードアップできたかもしれません。
高額なお家づくりなので、もちろん焦って決断することはおススメしません。焦って何も知らないまま、自分達のお家づくりに掛けられる予算も理解せずに進めてしまうと、大切な家づくりで失敗してしまいます。
そうならないためにも、まずは自分たち好みのお家を建てている住宅会社に、勇気を出して話を聞きに行ってみて下さい。そして、まずはお金のコトをしっかり勉強をして、自分達の“安全予算“を知ることから初めて見てください。それは、お家づくりを成功させる一番のポイントです。
いま、少しでも「お家を建てたい」と考えているのであれば、一歩踏み出してみて下さい。話をしてみて、自分達にしっかり向き合ってくれる住宅会社を見つけて下さい。
リグスタイルカンパニーでも勉強会を随時開催しておりますの。もし、お役に立てることがあれば、いつでも相談に乗らせていただきますよ♪
LIFESIZE 「スワッグづくり①」
「壁飾り」という意味の「スワッグ」が今、フラワーアレンジメントの新しいトレンドになっています。
ヨーロッパでは、リースと同様に魔除けや幸福を呼び込む為に玄関や部屋に飾る習慣があるとか。今回、実際に作ってきてみたのでレポートさせていただきます。
まずは、お花屋さんで花材選びです。ポイントはドライフラワーにしやすい植物を選ぶこと。うまくドライにして長い期間楽しみたいですからね♪
私はクリスマスが近いのでモミやヒバの枝をベースにしてみました。ユーカリの枝も良い雰囲気になります。冬らしくコットンフラワーの枝も選んでみました。
必要なのは花材とワイヤー、麻紐、花切りバサミ。これだけ揃えたら作り始めます。
作り方のコツは、壁につく側を長く、手前に短い花材を持ってくること。一番手前は頭にボリュームのある花材にすると、花が映えてバランスがよくなりました。
次回は仕上げのコツや、飾り方について紹介しますね♪
THINK 網戸のお掃除
今回は網戸のお掃除の仕方をご紹介します。
網戸は目詰まりすると充分な通気が得られなくなるので、普段からはたき掛けしてゴミやホコリを落としておきたいもの。ちょっと時間をかけて手入れをする場合は、掃除機を使用。網の裏に新聞紙をあてて、外側・内側両面に掃除機をかけてください。ホコリがよく取れ、網のたるみも防いでくれます。
汚れがひどい場合は、住宅用洗剤を溶かした液を使って、ブラシやスポンジで網を両面からたたくようにして洗います。その後は水で洗い流し、陰干しして下さい。
立てかけて行うと網が押されて、ゆるんだり破けたりするので、網の張ってある側を下にして寝かせて洗いましょう。年末の大掃除の際に、ぜひお試しください♪
今月は、ここまで^^
また、来月号もお楽しみ!!